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カヴァレリアシンフォニウム

読了した瞬間に忘れ始める脳に刻むための読書メモ あるいは多種多様に渡るメモのための

2025'06.30.Mon
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2008'01.21.Mon
眠い。今日は両親が家にいないから静かだ。
夕飯はあげた筈だけど寂しいらしくリビングで猫がにゃあにゃあ鳴いている。うるさい。
明日から会社だー。ががががが。




どくりょう。結婚賛歌のエッセイではなく寧ろ複雑な感情が交叉しているのだけれども。でも結婚したくなるよ。
初江國香織でした。
「よその女」が特に好きです。距離感てむつかしい。
恋愛だってそう一緒にいたいけど実際にいつも一緒にいれば確実に持たなくなって
でもでも うぁあああああ

正しいことなんてないし結局は結果論なんだろう。
はー


江國香織の旦那さんはサラリーマンという話だったけど、調べてみたら銀行員らしい。銀行員と作家って、ほんとに共通点全然なさそうだなぁ。。。。
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2008'01.20.Sun



NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」で司会をやっている茂木さん。
脳科学者という肩書きをもちながらも、番組を拝見するとクラシックを聴き、古典文学を愛しとインテリの匂いがプンプン・・・!!
思わず貴方の脳の中身が覗いてみたい、ということで買ってみました。

脳と仮想とは言うけれど、仮想について科学的面からアプローチしていうわけではなく、科学では計れないもの、茂木健一郎曰くクオリアについての考察。なので科学的というよりは哲学的であった。

理系人間よりも文型人間の方が理屈っぽいという話を聞いたことがあるけど、本当なのねー。なんだかこの人の文章は特に比喩の使い方とか、感情的に見えます。

しかし、“全ての物質は確実にそこにあるという確証は無く、われわれ人間の様々な神経が反応し、脳の中で形作っているものなのである”というながれから、第九章、魂の問題 で

そもそも、人間にとって、自分の意識がある、ということほど確実なことはないはずである。物質的世界こそが確実だ、という近代科学の世界観は、おそらくは公共的倒錯とでもいうべき奇妙なねじ曲がりの上に成り立っている。現実の世界が無いというわけではない。現実は、きっとある。しかし、現実自体は知り得ない。私たちが把握できるのは、意識の中の現実の写しだけである。だとしたら、この世界で確実なのは、現実の世界ではなく、意識を持った自分だけではないのか。


と述べ、デカルトの
「わたしは考える、ゆえにわたしは存在する」
を引用してつなげたところはかなぁ~~りあつくて面白かった。
脳の話が、デカルトの懐疑主義に繋がるのか!!!


本を読んで常々思っていたのですが、活字の世界において
科学技術 ・ SF  ・ 哲学
は切っても切り離せない。離せなくないですか??
2008'01.14.Mon

377c3d6ejpeg

実は読み終わったのは去年の春辺りで、読みっぱなしでず~~~っとほっぽいといたんだけど大まかな感想くらいはと取り上げてみました。

主題は「教えるー学ぶ」の関係に端を発する「他者」についての考察。


われわれは他者に出会う。他者は、私と同質ではなく、したがってまた私と敵対するもうもう一つの自己意識などではない。無論この場所は、われわれの方法的懐疑にによってのみ見出されるものである。
(引用)


特に印象的だったのは、第三章 命がけの飛躍 のところ。


つまり、言語ゲームという考えは、言語がある規則・コードをもつがゆえに「意味している」ことが成立するという考えをしりぞけるためにこそ、提唱されている。
ヴィトゲンシュタインが、ボール投げで遊ぶ人々を例にとっていったように、われわれは全時間を通じて一定の規則に準拠しているのではなく、「やりながら規則をでっち上げる」のである。


柄谷行人は、上記のように、言語に関して言えば、「言語ゲーム」が成立するかぎりで、その意味(規則)が見出されること。それは「跳躍」のあとから見出されるのであると述べ、それを「命がけの飛躍」、または「暗闇の中での跳躍」であると言い換えている。

私たちが当然通じる前提で話している言葉も、実は話す一人ひとりによってまったく同じことを意味している確証は無く、コミュニケーションが交わされるたびに、言葉は常に「命がけの」「暗闇の中の跳躍」をしている。
私にはこの「暗闇の中の跳躍」という言葉がすごく印象的だったのですが、
最近テレビにもでていた幻冬舎の社長さんの本の序章で引用されているのを見つけて、ああやっぱり特別な言葉なんだと納得してしまいました。

10f0abb7jpeg←この本。


懐疑主義ばりに疑っていけば、言葉も、存在すらも「暗闇の中の跳躍」で成り立っているようなものだけど、もっと簡単に考えれば皆これからもこれまでも、人生が「暗闇の中の跳躍」だったような・・・・
暗闇の中で、ジャンプ!!!
2008'01.14.Mon

クリスマスが風のように去ってお正月が突如来訪し、それもまた振り返るまもなく終わってしまい
さっさと会社が始まってしまったわけですが未だお正月が恋しいです。もっとのんびりしたかったなぁ・・・

20080102185611.jpg  今更ですが はっぴぃ にゅう いやー

 

 






ブログ始めます。よろしゅうに。

           

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好きな作家は筒井康隆、川上未映子、三島由紀夫、夏目漱石。
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資産運用に興味津々。
いかに労働時間を減らすかが当面の課題。
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